1 新商品を開発するきっかけ

  「今年もいかなご少ないやん」

近年、春の魚と呼ばれる「いかなご」の漁獲量を大幅に減少したことにより、期間限定商品「いかなごのくぎ煮」が生産できなくなっています。

  そこで、「いかなごのくぎ煮」に代わる商品を造ることで、今後の定番商品にしたいと思ったことがきっかけです。

 

2 華ちりめん梅煮 誕生秘話

  「梅を使った佃煮ってあまりなくない?」

  代表の横田忠哉はこれまで自社商品開発を手掛けてきており、過去には水産庁長官賞はじめ大阪府知事賞など数多くの賞の受賞実績があります。

  期間限定商品である「いかなごくぎ煮」もその一つです。

「いかなごくぎ煮」に代わる新商品開発する為、若者のアイデアを取り入れることにより、現代らしい良い案が得られるかもしれないと思い、息子にアドバイスを聞いたようです。

  その中で「梅を使った佃煮ってあまりなくない?」との発言を受け、新商品開発に向け始動しました。

 

3 直面する課題

   「梅の味しやんぞ!」

  「華ちりめん梅煮」の開発は非常に難しかったです。

  特に難しかったことは、どうやって梅の味を引き立てるかです。

  先祖代々から続く佃煮の製造方法で製造したのですが、何回やっても梅の風味が醤油に負けるため、納得のいく新商品開発できるのかなと心配でした。

  自分達の味覚を信じ、何回も改良を重ねることによってやっと梅の良い味を引き立てることに成功しました。

  ここだけの話、製造過程で従業員同士衝突することも多々ありました。

  今思えばそれだけ会社が一つとなって「おいしい商品を造ろう」という目標に向かっていたのだと感じています。

  

4 商品名について

   「うめぇ~梅煮ってどうや?」 

  新商品の商品名について、家族会議がありました。

   (代表) 新商品の商品名なんやけど、梅を使用した佃煮だから名前に「梅」を入れたいんよな―。

        候補としては、

      うめぇ~梅煮

      梅ぇ~旨煮

      梅ぇ~佃煮

なんやけどどうかな?

 

   (奥さん) そんなデタラメな商品名でいくん?(笑)

        でも、なんか愛着湧いてきたわ(笑)

        ええやんええやん!

   (息子) キャッチーなネーミングやねんけど、今後、賞を受賞することなったらその名前で売っていかなあかんのやで(笑)

        今ある横田水産の商品でそんなキャッチーな商品ないやろー?

        せっかく上品な味の商品開発できたんやから、上品な商品名にしやん?

「華ちりめん梅煮」とかどう?

 

   (代表) そうよなぁ~。

今後売っていく商品やもんな~。

確かに「華ちりめん梅煮」って上品なネーミングよな!

よし、これでいこう!

 

このような流れで商品名が決まりました。

横田水産 横田拓哉

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